スウィーツ

春先と真夏にひみつ堂で高級かき氷を

もはや説明不要かもしれない

谷中のかき氷の名店 ひみつ堂

夏になればかき氷が食べたくなるのは日本人ならではなのかもしれないが、
近年のかき氷の進化は目覚ましい。

その先駆けともいえるであろうひみつ堂に春先と真夏に訪問してみた。

ひとえにすべてを比べることはできないが、
私なりにひみつ堂を紹介してみようと思う。

ただ真夏の訪問は避けたほうがいい。
それだけはまず伝えておきたい。

谷中 ひみつ堂(かき氷)の基本情報

 

住所 東京都台東区谷中3-11-18
アクセス JR「日暮里駅」西口から徒歩約4分
東京メトロ千代田線「千駄木駅」2番出口から徒歩約6分
営業時間 [夏の部]8:00~18:00 
[冬の部]11:00 (土日は10:00 )~20:00
定休日 月曜 (10月~5月は月曜・火曜)
連絡先 03-3824-4132
席数 21席(夏の部は隣の店舗でも運営)
注文 並んでいる時に注文し、支払う
お支払い 現金のみ
お手洗い 有り
お手拭き おぼんについてきます
ハンガー なし
荷物置き なし

 

ひみつ堂の特長

天然氷を使うところはいまや普通にありつつあるが、
手回しのかき氷機をつかっているのはなかなか珍しいポイント。

また夏の部と冬の部に分かれており、メニューが変わる。
果物の入荷によっては限定商品がゲリラ的に発売されることもあるので、
他店よりメニューとしていろいろ楽しめるものが多いですね。

先日いった時の夏の部はメロンや桃、パインなどがラインナップされ、
味の選択とともに「ヨーグルト」「ミルク」「ショート」「(メロン)のみ」を選ぶ仕組みになっている。
ちなみにそれぞれに値段が違うが「(〇〇)のみ」はずべて1,500円・・・庶民には・・・

※2018年夏から大幅値上げがされていて、
 2017年の「メロンのみ」は1,000円だったのが、
 2018年の「メロンのみ」は1,500円と50%の値上げ。
 2人で訪問すると3,000円である。
 老舗店のランチを食べるような値段・・・庶民には・・・

かき氷の値段じゃない・・・
ちなみに「マンゴーのみ」は1,700円・・・庶民には・・・

冬の部はイチゴや蜜柑などの柑橘系を中心にラインナップされていて、
「椿(つばき)」というかき氷はイチゴにみかんに中にはあんこが仕込まれていて、
これがかなりうまい。
季節のいちごに季節のみかん、それに合わせるあんこ。

通年で味わえるかき氷が抜群!
「黒蜜きな粉」が抜群に美味い!是非食べてほしい。

店舗は質素で狭い。
通年開けている右側の店舗は明るい雰囲気だが、
夏のみ開けているもう一店舗は夜のお祭り会場のように暗い。
どちらともゆっくりできるような環境ではなく、
食べたらすぐ出るようなお店。

喫茶店のようにゆっくり味わうとか、
話しながら食べるとかそんなことはできません。

真夏の来訪はおすすめできません

今年の真夏に奥さんとチャレンジしてみましたが、
あまり混んでいないとTwitterの情報を得ていってみたものの、
14:00に到着すると16:30~16:45までに来てくださいと整理券を受け取る。
ここまでは想定内だったが、整理券をもらっているはずなのに、
この炎天下のなか日陰もなく風も吹かないアスファルトの上で多くの人が待たされている。

一抹の不安を抱えながらその場を後にし、
上野で時間を潰した・・・

16:18に御徒町を出発し、
16:35にひみつ堂についたが、
案の定の大行列。

どれだけ待つのかと聞くと1時間以上とのこと。
整理券の意味があるのだろうか?

私は帰る気満々だったが奥さんが食べたいとのことだったので、並ぶことに。
それが正直地獄の始まりでした。

直射日光は遮られず、
風は通らず、
アスファルトの照り返しはきつく、
話していると「住宅街だから小声で」と注意が定期的にはいる。

ここは人を待たせる場所なのか???と本気で思った。

さらに狭い歩道のようなところに4列でぎゅうぎゅうに並ばされる
自由はない
テレビで見たフィリピンの刑務所のよう
汗が止まらない
車が狭い道をひっきりなしに通る

余裕がなくて写真を撮ろうとも思えない。
ちょっと気合で撮ったけど笑

またお年寄りがいる場合は本当に避けたほうがいいです。
私たちが並んでいる時におばあちゃんがとても辛そうにしていて、
しまいには座り込んでしまいました。

朝の8時や夜の18時近くになれば空くようだが、
かき氷はそんな時間に食べるものではないですよね。
日本一早く回転するかき氷屋とツイッターで発信していますが・・・

この季節の運営に関しては、
待たせ方など再検討してほしい

かき氷としては破格の値段で売れるのだから、
夏の繁忙期を見越して並ぶ人が快適にいられる環境を作ってほしい

そんな嫌なら並んでまで食べるなと思われますよね。
今回は真夏の実態を身をもって知るために伺いました。

私が行くなら暖かくなり始める春先です。

店内も地獄のように熱い

通されたのは左側の暗い店舗。
入り口のドアは常に空いていて、暖簾がたなびく。
相当な不安を覚える。
近づく。
案の定、奥の扉も開いていて空調は聞いていない。

猛暑日に空調の効いていない、
扇風機すらない、
自然の風だけを頼りにした店内。

想像してください、
気温35度、熱せられたアスファルト、その環境下での店内。

店員さんもうつろな表情でかき氷を作っていました。

私は汗が止まりませんでした。

注文した「桃のみ」「メロンのみ」は・・・

17:45入店(14:00から3時間45分待ちました)

入り口に近い席に座ることになりましたが、
入り口付近で待っている人の視線が刺すように痛い。
食べ終わっているのにスマホをいじり、
おしゃべりしている女性に対して痛烈な悪口が聞こえる

そりゃそうだ、ここまで劣悪な環境でまたされては、
菩薩でもマリアでも苛立つでしょう。

さて本題の味ですが、
私が注文したのは「もものみ/1,500円」
奥さんが注文したのが「メロンみるく/1,300円」

まず「桃のみ」
桃本来のジューシーさや甘さ、
桃特有の食感、香りが楽しめるものだと思っていましたが・・・

私&奥さん「梅みたいな味?香りがする・・・ん?酸味もある?」

店内が暗いせいか見た目も食べ進めようとは思えない色合い、
蜜は蜜というかドロドロのピューレでみずみずしさは感じない。暑くて蒸発したのかな笑
味は桃ではなく梅。
4時間近く待って1,500円払うものなのかと思いながら黙って食べました。

隣の人も「桃のみ」を食べていたが、
あまり納得いかないような感想しか言っていませんでしたね
正直あまりおすすめできません。

ただ「メロンのみ」は美味しかったです。
メロンの香り、甘さ、みずみずしさ、フレッシュなグリーン。
これは食べる価値ありです!

またミルクをかけてあったほうがいいです。
ミルクの濃厚さがあって、
飽きることはありませんでした。

素材との相性にもよりますが、
ミルクいいですよ!

当日の様子を動画にしました。

春先のひみつ堂は最高にいいでしょう

夏と打って変わって春先は本当に快適でした。

昼過ぎに行きましたが、
整理券配布はなく、並びも30分程度。
少し肌寒さもあるが上着を着ていれば快適そのもの。

明るい店舗に通され、
店内は少し強めの暖房が効いている。
暑いわけではない。

冬に暖房が効いた部屋でアイスを食べたくなるような感覚を得られるのだろうかと、
期待が膨らむ。

イチゴと蜜柑とあんこが入った「椿」

「黒蜜きな粉」を注文。

どちらも本当に美味しい。
来年の冬の部にこのラインナップがあるといいなぁなんて本当に思う。

でも肌寒さが残る中で食べるかき氷はやはり寒くなるのだが、
熱々のお茶もあり暖房も効いているので、
やはり冬に食べるアイスのような感覚になる。
美味しい。そして快適。

つくづく思うのだが、
飲食店はこだわりを持ったうまい商品だけ出せばいいってもんじゃない。
その時間をいかに楽しく充実させるかということが、
味以上にお店の評価につながると思う。

今は空前のかき氷ブームで、
夏になればどんな状況でもお客さんはあふれ、
少々高い値段でもお金を出すだろう。
谷中が観光地として注目される限り混雑は続くだろうが、
ただこのような状況でリピーターがつくのか大いに疑問がのこる。
ぜひ真夏の対応は再考していただきたい。

Twitterアカウントで情報を取ろう

ひみつ堂の公式Twitterはこちら

とはいえ
ひみつ堂のことが気になる人がたくさんいると思うが、
並んでいる時に出くわした光景は、
整理券や並ぶことを知らずに来ているお客さんが多かったことだ。

私たちも初めての訪問時はTwitterがあることは知らずに伺い、
見事に整理券なし、並べないという事態がおきた。

基本的にTwitterで情報発信しているので、
ここから整理券や並びの状況を確認しよう!

また限定商品などもTwitterで更新されているので、
定番商品以外に食べたいかき氷があれば要チェック!

結論:ひみつ堂は春先にいこう

私たちが秋に行ったことがないので進めることができないが、
春先は真夏に比べると最高に環境が良かった。快適だった。

楽しい気持ちで、いい時間を過ごしたいのであれば、
真夏は避けましょう。

そうすればきっと、
最高のかき氷が最高の状態で食べることができますよ!